2012年3月10日土曜日

3月10日の活動報告

今日は彦根市立病院で健康講座というイベントが行われました。
そのイベントに参加されるお母さん方が小さなお子さんを預けておけるように
子どもたちの遊び場を提供する「ちびっこ広場」という形でこのイベントをお手伝いさせてもらいました。

赤ちゃんから幼稚園くらいの年の子どもたちが遊びにやってきて
自分のすきなコーナーで遊んでいました。


 
 ◎アートバルーンのコーナー
 おはな・うさぎ・いぬ・剣「つくってつくって〜」と大人気でした。
 
  
 ◎さかなつりのコーナー 
 磁石が魚の口についているクリップにくっつく仕組み。
 ちょっと難しいこもいたけれど夢中になって遊んでいました。

 
 ◎わなげのコーナー
 たくさん輪がはいった子にはお菓子の景品!
 真剣に選んでいます。

 
 ◎しゃてきのコーナー
 わりばしで作ったしゃてきに輪ゴムを引っ掛け紙コップの的をねらいます。
 輪ゴムを引っ掛けけるのが難しい子はわたしたちに
 「輪ゴムをかけてください」とお行儀よくお願いしてくれました。



子どもたちがたのしんで過ごしてくれていたのでよかったです。

また、お母さんがたに健康講座をされていた小児科の先生が
こういった託児所のような場所は他の講演をするときにもあるけれど
子どもたちが部屋からでていってしまうことが多い。
今回はそのような子がほとんどいなくてお母さん方も健康講座に集中できたと思う。
それだけ子どもたちがたのしく過ごしていたということ。というような話をしてくださいました。

 
今回のちびっこ広場は大成功だったのかな、と思います。



5月には彦根市立病院でふれあいまつりが行われ、
未来看護塾もスタッフとして参加させてもらうので
今回のよかったとろを活かしてよりよくしていきたいと思います。

 



2012年3月8日木曜日

宮城県 田の浦での活動報告

◎2月20〜24日
 南三陸町歌津田の浦での活動

今回、未来看護塾の学生は環境学部の鵜飼先生と院生の方々を中心に行われている
南三陸町での支援活動に同行させてもらい、そこで『田の浦ワカメまつり』を行いました。

滋賀県から宮城県まではバスで約15時間という長旅。
徐々に被災地に近づくにつれてテレビや新聞で見た被災地の光景を目の当たりにしました。
実際にその光景をみて、地震や津波の被害の大きさを実感することができました。
それと同時に少しずつ復興が進んでいるいまの姿も見ることができました。

到着して一日目は田の浦の集会所として使われている仮設住宅でお昼を食べました。
その場所は滋賀県立大学の学生による ほたてあかり というプロジェクトで行われている
ホタテの貝殻を利用したキャンドル作りの田の浦のおかあさん方の作業場所になっていました。

 
これがそのキャンドルです。

その後は周辺を歩いて見て回りました。
もともとは漁業がさかんな地区なのですが今はがれきの撤去作業が行われていて
漁港にはがれきの山ができていました。

 

しかし沖合のほうではワカメの養殖が行われている場所もみえました。

他にも地域の方々と道ですれ違い地震のときの話などを聞かせてもらいました。
そのあとは、翌日に行われる ワカメまつり の準備をしました。


そして夕方ごろには地域の方々のお宅に分宿させてもらいました。
このようにボランティアでやってきた人を泊めるという試みははじめてということだったので
緊張しましたがそれぞれのお宅で暖かく出迎えてもらいほんとうに感謝しています。


翌朝は学生の一部がワカメ漁に行ってきました。

 

とても立派な大きなワカメです。
これを 田の浦ワカメまつりでふるまうわかめスープに使います。

  

そして 田の浦ワカメまつり の始まりです。
わたしたちは伊丹スープ(未来看護塾の顧問の先生特製のスープを田の浦のワカメを使って作りました)、足浴、手浴、健康体操を通して来てくださった人たちと交流を深めました。

  

また、マルモリ体操を披露しました。
そして、人間文化学部の細間先生は自作の ホタテ節 を演奏しました。

   

マルモリ体操は一緒に踊ってたのしんでもらえました。
また、ホタテ節の演奏では涙ぐんで聞いている人もいました。


こうしてワカメまつりもあっという間に終わってしまい、
夜はまた地域のかたのお宅に分宿させてもらいました。


田の浦での滞在もあっと言う間にすぎてしまいましたが、
被災地の様子や田の浦の人の元気な姿、貴重なお話など充実した滞在になりました。


この交流をきっかけに今後も田の浦の方とまた交流を続けていきたいと思いました。


田の浦に行く前は、私たちはなにかをしなければいけないんだという思いが強かったように思います。
しかし終わってみて思うことは、一緒に過ごし楽しみ、また次につなぐことの大切さです。


今回の貴重な経験を今後の未来看護塾の活動に活かしていきたいと思います。




田の浦のみなさん。同行してくださった先生方。
ありがとうございました。




2月の活動報告


◎2月18日
 ぽぽハウス おでん作り

この日はぽぽハウスの子どもたちと調理体験をしました。
メニューはおでんと炊き込みご飯です。

具材を切ったり、お米を研いだり、
器具をうまく使えない子もいれば、上手に使いこなす子もいたりといろいろですが
子どもたちはみんな自分のできることを一生懸命取り組んでいました。

私たちも子どもたちと一緒に手伝いながら調理しておいしく仕上げることができました。

子どもたちは自分で作ったおでんと炊き込みご飯をとてもおいしそうに食べていました。
ほとんどの子どもがおかわりをしておなかいっぱいになりました。

食べた後はみんなで後片付けをします。
食器を洗う、拭く、片付ける、使った部屋の掃除をする、それぞれが分担して
あっという間に片付けが終わりました。

この日は予定よりも早く終わったので帰りの会までは
未来看護の学生と子どもたちとおしゃべりをして過ごしました。


自分で調理して食べることは調理の経験をするだけでなく
よりおいしく食べられるという喜びも得られるのだと感じました。


12月の活動報告


◎12月17日
 病院クリスマス会

毎年クリスマスが近づいてくると彦根市立病院で行われるクリスマス会に参加しています。
当日は病棟のデイルームを飾り付けて病棟のスタッフさんもサンタやトナカイに変身します。
たくさんの方が集まってくれました。

今年は未来看護塾の学生で紙芝居・ハンドベルを披露しました。

最後にはサンタに変装した学生がみんなにクリスマスプレゼントを渡しました。
たのしんでもらえて、私たちもたのしいクリスマス会になりました。